〜もっと楽しめる〜
修学旅行・校外学習ワークブック京都編(五訂版)
『〜もっと楽しめる〜修学旅行・校外学習ワークブック京都編』に期待します
 名古屋女子大学教授 上智大学名誉教授 加藤幸次
こちらで中身(部分サンプル)をご覧になれます。
定価 本体545円+税
64ページ オールカラー
好評発売中!
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修学旅行を生徒たちの成長の大きな機会にできるように、
子どもたちが自ら学び、自ら考え、創意工夫する、
総合的な学習の一環としての班別自主研修をサポート。
生徒たち一人ひとりの知的好奇心・探究心を引き出し、グループのメンバーと協調しながら、主体的に意欲的にテーマをもって京都の歴史や文化を学ぶ研修旅行ができるようにします。
このワークブックの特徴
このワークブックは、初版発行後、先生方からいただきましたさまざまなご指摘、ご意見、ご要望、さらには修学旅行をとりまくニーズの変化などに対応するよう改定を加えました。
new!★京都観光推進協議会特別協力のもと、新規に京都で"学ぶ"SDGs特集ページ追加!
本ワークブックの特徴は、次の1.〜11.の通りです。
  

 

1.修学旅行や校外学習の自主研修を、トータルにサポートします。

修学旅行や校外学習において、自ら学び、自ら考え、創意工夫する、総合的な学習となる自主研修をサポートします。
生徒たち一人ひとりの知的好奇心・探究心を引き出し、グループのメンバーと協調しながら、テーマをもって主体的に京都の歴史や文化を学ぶことができるようにします。

 

2.班別自主研修を7つのステップで進めるワークブックとしています。

7つのステップとは、

7つのステップとは、(1)事前学習、(2)テーマの決定、(3)下調べ、(4)コースづくりと行程計画、(5)修学旅行のしおり、(6)感想ノート、(7)発表の準備です。  それぞれ独立したステップとしていますので、必要に合わせて選択し利用することができます。

 

3.京都の地域個性や歴史個性を事前学習しながら、自分の関心がどんなことにあるか気づくよう促します。

京都の歴史と各時代を反映する名所や旧跡、多様な伝統文化、体験学習できる活動など、個性、特徴を分かりやすく整理しています。これを通して、生徒たち一人ひとりが、自分の関心や体験したいことが何かを気づくようにします。
また、京都市の「きょうと修学旅行ナビ」に対応した構成にしているため、修学旅行ナビと併せて事前学習ができます。
また、ブレーンストーミングや親和図法は、総合的な学習のフィールドワークに用いられる手法なので、指導する場合に参照できるよう指導者用のマニュアルには詳しく説明しています。

 

4.「班のメンバーの関心にもとづき、チームワークを育てながらテーマを決定するプロセス」を大切にしています。

班で自主研修を行うにあたって、メンバーの関心をお互いに理解しあうことが大切です。  そして、みんなの関心にもとづいて、テーマを決定する必要があります。
そこで、このワークブックでは、関心があることについての話し合いや関心の図をつくることを通して、班のテーマを決定することができるようにしています。
 

5.下調べの仕方を分かりやすく示しています。

班のテーマを決めたら、みんなで下調べをします。そして、京都のどこを訪れ何に注目するかを、来訪・見学候補地として探し出します。
京都の情報は、どんなテーマについてもインターネットで簡単にたくさん収集できます。また、出版物もかなり多いので、知りたい情報に効率よくアクセスする方法についても学習します。
 

6.テーマに関連する博物館、資料館、美術館等やボランティアガイドを探し出すことを促します。

京都市には、非常に多くのミュージアムがあります。また、歴史を通して伝統文化を保全・継承しつづけている老舗が、数多くあります。
あるいは、地元を案内してもらえるボランティアガイドの人材も多く、学芸員や京都検定に合格した方など専門知識をもつ方も多いので、こうした人たちの支援を受けながら、学ぶことができるように参考資料を提供しています。
 

7.コースづくりと行程計画の作業を詳しく解説しています。

京都の交通機関の特性を知って、決められた時間内に自主研修のための見学コースを効率よく回れるよう、来訪地を選択しながらコースを決め、行程計画をつくります。この作業を詳しく解説しています。
ここでは、本ワークブックの姉妹書『乗る&歩く京都』の活用の仕方も解説しています。
 

8.よく遊ぶこともサポートしています。

修学旅行や校外学習の楽しみは、日常生活にない新しいこと、わくわくする楽しいこと、びっくりすること、感動することなどに出会うこと、あるいは、おいしいものを食べること、友情を深めることなどもあります。
そこで、テーマをもった知的な探求だけでなく、観光も楽しむことができるよう、さまざまな情報を提供しています。
 

9.修学旅行のしおりの作成に役立ちます。

修学旅行のしおりのステップには、基本的なことを整理してありますので、学校独自の事項を補充することによって完成することができます。
 

10.生徒用のワークブックと指導用マニュアルは、継続して改訂しています。

生徒用のワークブックと先生用の指導用マニュアルは、新しい情報を提供するためだけではなく、より分かりやすく利用しやすいワークブックになるよう、継続して改訂しています。
 

11.その他

(1) 生徒たちが親しめるよう、マンガスタイルの説明をとりいれています。
(2)ルビを多くしていますので、正しい読み方が確認できます。また、小学生でも利用することができます。
(3)準備の段階から修学旅行中の日誌、旅行後の発表会まで、そのつどワークシートに書き込み、大切なメモリアル・ノートとして保存できます。
 

 

指導用マニュアルについて
 
 

1.このワークブックは、自主研修や校外学習が、主体的・創造的な課題に取り組む資質や能力を育てる総合的な学習の一環となることを目的としています。

そこで、生徒たちの関心を活かして、主体的・創造的な自主研修や校外学習ができるように編集しています。

 

2.修学旅行の自主研修や校外学習は、学校での事前学習、現地でのフィールドワーク、学校での事後学習からなると考えられます。

これにもとづき、本ワークブックは、次の7つのステップで構成しています。
@事前学習
A(自主研修の)テーマの決定
B下調べ
C(見学の)コースづくりと行程計画
D修学旅行のしおりづくり
E感想ノート
F発表の準備
指導用マニュアルでは、これら7つのステップと総合的な学習との対応を説明しています
 

3.事前学習と現地でのフィールドワークには、問題解決学、地域調査など専門的な学問が関わっています。

そこで、小中学生でも取り組めるように簡略化しながら、それらをふまえたワークブックとしています。
このため、指導用のマニュアルとして、生徒たちが作業を進めるときの説明等を補足しています。

 

4.指導用のマニュアルにとりあげた手法は、次のようなことがらです。

@「関心」があることのラベルづくりと、テーマを決定するための話し合いのルール  (ブレーンストーミングのルールにもとづく、自由な発想を促すためのものです)
A「関心」のラベルを用いた、テーマを決定するための班の関心図づくり  (KJ法の図解や親和図法を簡略化した図解づくりです)
B下調べのためのインターネットの検索方法  ・公的サイトの活用と留意点  ・インターネットと併せた図書館の活用方法
C下調べ段階での現地情報の収集方法  ・博物館、資料館、美術館、老舗や、伝統文化の体験活動の活用  ・ボランティアガイド、京都検定合格者による支援を受けること
D研修コースづくりと行程計画のための手法  ・見学対象地(見学コース)を選定するための「重みづけ」の手法  ・シミュレーションの考え方
E各班が作成した行程計画を、先生が検討する方法

 

5.自主研修の自己評価用紙(案)を添付しています。

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