修学旅行・校外学習ワークブック京都編

修学旅行・校外学習ワークブック京都編 page 14/24

電子ブックを開く

このページは 修学旅行・校外学習ワークブック京都編 の電子ブックに掲載されている14ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
     事前学習しながら、あるいは、その後に、自主研修のテーマを決めるため関心をもったことを書き出そう。(34頁のワークシートに記入しよう) また、このとき次のことに注意しよう。   地域の個性・特性....

     事前学習しながら、あるいは、その後に、自主研修のテーマを決めるため関心をもったことを書き出そう。(34頁のワークシートに記入しよう) また、このとき次のことに注意しよう。   地域の個性・特性に注目・自主研修のテーマは、来訪する地域にふさわしいテーマとするよう、その個性や特性に注目しよう。・地域の個性や特性は、自然、歴史、産業、社会、文化など各分野にあるので、右表の京都の地域個性を参考にしながら、自分が関心のある分野に注目しよう。      京都は政治・文化の中心としての歴史が長  かったので、とくに歴史に注目・中学歴史教科書には、国の歴史に関わる出来事や人物、文化で、京都と関連する事物が多い。(右頁の表を参照)その中から自分が関心をもったことを書き出そう。・また、このワークブックの6 ?16 頁には、「京都の歴史を訪ねる」として、京都の各時代の歴史年表と関連する名所・旧跡を紹介している。もう一度読んでみよう。・さらに、テーマづくりのヒントとして、「平安京の都づくり」、「金閣寺と銀閣寺」、「秀吉の京都大改造」、「東京遷せん都と・衰退への挑戦」、「石と砂じゃ利りの枯かれ山さん水すいの庭のわけ」、「知るほどに面おも白しろい京町家」、「あこがれの舞妓さんのこと」を取り上げている。これらも参考にしよう。   伝統文化、伝統工芸等の体験学習にも注目・京都には、建築、庭園、美術、工芸、文学、芸能、芸げい道どう、武道、宗教などについて、各時代ごとの個性や特性がある。 ・たくさんの国宝や重要文化財などがあって、実際に見て体感できるものが多い。また、比較的狭い地域に公こう設せつ・私し設せつのたくさんの博物館、資料館、美術館があるので、活用しやすい。(42 ?45 頁の表参照)・たくさんの修学旅行生が訪れるので、体験学習の機会が豊ほう富ふに提てい供きょうされていることにも注目しよう。(25 頁参照)・また平安時代以降に創業した老しに舗せがたくさんあって(46頁の表参照)、今でもお店を続けている。だから、歴史を思いながら、見て、触れて、味わって、体験できる。みんなで、テーマを決めよう32ST E Pテーマの決定2 1● 京都の地域個性をテーマにする場合のヒント(4~5頁参照)・約千年、政治・文化の中心地だった・天皇と貴族が居住しつづけた・権力者が遺のこした多くの史跡、文化財・歴史的大事件の舞台の名な残ごり(参照/ 40 ?41 頁の時代別のテーマ)・三方を囲まれた山から、川が流れる盆地・山さん紫し水すい明めいの都・豊富な地下水・蒸むし暑い夏、底冷えの冬・生活習慣・町家・町並み・自然風土に根ざした生活文化・京料理や茶ちゃの湯ゆの文化・伝統工芸の巧みな技術の保存・継承・伝統芸能の保存・継承・洗練された高い美意識・洗練されたもてなしの文化・京ことば(自然風土と共生する町家の工夫)(錦にしき市いち場ばはどのように繁盛してきたか?)(年中行事と和菓子の結びつきを探る)(名めい水すいと暮らしの結びつき)(豊富な地下水と豆と う腐ふ、湯ゆ葉ば、麩ふ、味噌、京野菜、 京料理、名水と酒し ゅ造ぞうの結びつきなど)(名水と銘めい茶ちゃ・茶の湯のつながりを探る)(老舗とお得意さんの関係は?)・伝統産業の高い芸術性や、緻ち密みつで高度な技術を生かした「京都ブランド」・時代の動向を読む目め利ききの力・ハイテク企業の成長(老舗を巡って「京都ブランド」の知恵を探る)(琵琶湖疏水と水力発電事業の歴史を探る)(映画産業の足跡をたどる)(ハイテク企業の資料館で成長の秘訣を考える)・大学の町、学問の町づくり・京都と多くのノーベル賞受賞者の関わり・国際交流都市、国際文化観光都市(大学のキャンパス・ミュージアム巡り?45 頁参照)(外国人好みの観光スポットの魅力は何だろう?)(京都で文化庁の京都移転を考える)・地域個性 (たとえば、こんなテーマ)歴 史自然風土・生活・伝統産業・伝統文化新しい産業新しい文化123事前学習で関心をもったことを書き出そう