続・戦国おもしろばなし百話 page 16/24

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16た大内氏が、下剋上によって滅亡する迄、何代にもわたって、山口を京都の様な雅の都として経営しようと努力して来たか....

16た大内氏が、下剋上によって滅亡する迄、何代にもわたって、山口を京都の様な雅の都として経営しようと努力して来たからである。　大内氏は、その後台頭して来た毛利氏に隠れた様な存在となったが、一時期は西国の雄に恥じない活躍振りだった。今も山口市内に八坂神社（山口市上竪小路）がある。これは一族を大いに盛り上げた大おお内うち弘ひろ世よ（1325～ 1380）が、応おう安あん2年（1369）北野天神（古ふる熊くま神社として残る）と共に、京都から勧かん請じょうしたと伝えられている。近年、京の最大のお祭り・祇園祭に、鷺さぎ舞まいが復活された。京では消えてしまった行事が、山口で大内義隆