真田幸村時代のおもしろばなし百話

真田幸村時代のおもしろばなし百話 page 25/26

電子ブックを開く

このページは 真田幸村時代のおもしろばなし百話 の電子ブックに掲載されている25ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
223 ■写真提供  青木繁男、鳥越一朗、沼田市、唐津市など新選組記念館青木繁男調べ・知り・聞いた秘話を語る!真田幸村 時代のおもしろばなし 百話定 価 カバーに表示してあります第 1 版第 1 刷発行日 2016 ....

223 ■写真提供  青木繁男、鳥越一朗、沼田市、唐津市など新選組記念館青木繁男調べ・知り・聞いた秘話を語る!真田幸村 時代のおもしろばなし 百話定 価 カバーに表示してあります第 1 版第 1 刷発行日 2016 年1 月10 日著 者 京都史跡研究家・ふるさと探訪クラブ代表 青木繁男(新選組記念館館長・幕末史家)      ユニプラン編集部編集・校正 鈴木正貴・橋本 豪デザイン 岩崎 宏発行人 橋本 良郎発行所 株式会社ユニプランhttp://www.uni-plan.co.jp (E-mail) info@uni-plan.co.jp〒604-8127 京都市中京区堺町通蛸薬師下ル 谷堺町ビル1FTEL(075)251-0125 FAX(075)251-0128振替口座/ 01030-3-23387印刷所 為國印刷株式会社ISBN978-4-89704-360-9 C0021あとがき2015 年は大坂の陣400 年。2016 年のNHK大河ドラマは「真田丸」。三谷幸喜さんのお面白い脚本、「倍返し」の堺雅人の名演技で、幸村ファンの歴女を中心に大いに盛り上がるだろう。「幸村」は筆者の少年時代のスーパーヒーローで、今のウルトラマンのような存在でした。この本を書いていて強く思ったのは淀殿と秀頼と家康の対立で当時の、大坂の市民たちは「大戦災」を受けたのである。大阪城にある「大坂夏の陣図屏風」が、その悲惨さを訴えているようである。この反面、豊臣の元重臣や家人で浪々の世を過ごしていた人々には一大チャンスが訪れ、真田幸村が歴史に大きくその名を残すことになった。幸村は自分の持っている知略を尽くして完全に燃え尽きて“夏の陣”で討ち死した。全体的作戦では、多くの武将も参戦していたし、訓練されていない浪人軍団で、幸村個人の持っていた天才的作戦は遂行できなかった。しかし、真田の得意とする城塞戦“冬の陣”「真田丸」で最大の戦果を上げ、その名を戦史に残した。そして後藤又兵衛をはじめとする武将たちも最後の花を咲かせ散り果てたのだった。これら、大坂の陣での幸村の活躍はもとより、大坂城を秀頼の側近で脱出、二上山の麓で暮らす落人の話や、千姫の脱出劇のホントなど、あまり知られていない事を面白話として描いてみました。幸村のいた、大阪や和歌山・京都、真田の故郷、そして真田一族が活躍した、甲信越、上州等、全国の多くの方々に読んで頂きたいと念願する次第であり、地域の復興の起爆剤となって「真田丸」による「町おこし」が、盛り上がる姿がありありと見えてくる様で楽しみであります。