レトロとロマンを訪う　京都　明治・大正地図本 page 11/28

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2 5　明治36年（1903）に建てられた木造建築。設計は、京都府庁旧本館の設計を手掛けた松まつ室むろ重しげ光みつ。東方教会系のハリストス正教会らしく外観はビザンチン様式で、礼拝堂に備えられたイコノスタス（聖....

2 5　明治36年（1903）に建てられた木造建築。設計は、京都府庁旧本館の設計を手掛けた松まつ室むろ重しげ光みつ。東方教会系のハリストス正教会らしく外観はビザンチン様式で、礼拝堂に備えられたイコノスタス（聖せい障しょう）の壮そう麗れいさも格別である。日露戦争時、ロシア兵の捕虜が許可を得て礼拝に訪れたという。アール・デコ風の建物で素朴なご飯ラジオカフェ　昭和3年（1928） に建築された、その名も1928ビルの１階にあるカフェ。このビルは毎日新聞の京都支局だった建物で、現在はカフェ3軒とギャラリー、フリースペースとなっている。流れてくるラジオを聞きながら、五穀米ランチ850円などはいかが？?075-229-7670　営 11時30分～22時（21時30分LO）　休 不定休　明治39年（1906）に日本銀行京都出張所として建てられた。レンガ造2階建て。設計は辰たつ野の金きん吾ごとその弟子・長なが野の宇う平へい冶じ。クィーン・アン様式という豪ごう奢しゃな外壁デザインが特徴。日本銀行京都支店の移転後京都府に寄付され、現在は博物館の別館として公開されている（かつての金庫室は喫茶室「阿お蘭らん陀だ館かん」に利用）。?075-222-0888　料 入場無料（本館は別途）　時 10時～19時半　休 月曜（休祝日の場合翌日）、年末年始日本銀行京都出張所として建てられた京きょう都と府ふ京きょう都と文ぶん化か博はく物ぶつ館かん別べっ館かん毎日新聞京都支局の社屋だった1928ビル　昭和3年（1928）に毎日大毎会館（のちの毎日新聞京都支局）のビルとして建てられた。鉄筋コンクリート造地上3階地下1階建て。設計は武たけ田だ五ご一いちで、正面のアール・デコ調の装飾が特徴的。建築年がそのままビル名になっており、現在はギャラリー、レストラン、ホールとして使用されている。ロシア兵捕虜も礼拝に訪れた京きょう都とハリストス正せい教きょう会かい生しょう神しん女じょ福ふく音いん聖せい堂どう飲食店や雑貨店が営業。時間その他は店舗により異なる。