鳥越 一朗 著 イラスト 中川 学 立ち読みはこちら KINDLE版はこちら ISBN978-4-89704-238-1 C0093 118×182mm 256頁 「危のおっせー、電車が来まっせー」 と叫びながら、チンチン電車を先導した 告知人(先走り少年)たちの愛と友情の物語 明治28年、京都の街に日本初の市街電車が走り始める。電車による事故を防ぐため設けられたのが空前絶後の「告知人制度」。告知人のほとんどは12歳から15歳の少年だった。電車の前を走りながら、通行人に危険を知らせた彼らの実像はいかなるものであったか、環境保全面からLRT(路面電車)が見直される今、著者の想像力が明らかにする。 ホームに戻る